じゃんけん対戦
じゃんけんをしてみよう
じゃんけんは「グー・チョキ・パー」のいずれかを出して、勝ち・負け・引き分けを決めるゲームです。 一見すると運まかせのように思えますが、勝率を上げるコツはあるのでしょうか?

まずは「なんとなく手を決めるAさん」と対戦してみましょう。 100回くらい対戦して、勝ち越せるか挑戦してみてください。
結果はどうだった?
勝ったり負けたり引き分けたり、あまり差がなかったかもしれませんね。 実はAさんは、完全にランダムにグー・チョキ・パーを出していました。 このように「公平に」手が選ばれると、3つの結果(勝ち・負け・引き分け)はだいたい同じくらいの確率で起こるのです。
自分のくせを見てみよう
次に、あなた自身の「出す手のくせ」を分析してみましょう。 自分ではランダムに選んでいるつもりでも、無意識に同じ手を出していることがあるかもしれません。
どうでしたか? もしどれかの手に偏りがあると、対戦相手に「読まれやすくなる」可能性があります。
もう少し詳しく分析してみる
今度は「前の手」に注目してみます。 たとえば「グーの後には何を出しがちか?」というように、手の流れ(時系列)を見てみましょう。
どうでしょう? さきほどよりも、あなたのじゃんけんの「くせ」がもっとはっきり見えてきたのではないでしょうか。
このように「前の手と次の手に関係がある」という傾向は、「相関」と呼ばれます。 この考え方は、未来を予測するための数学的な理論の中でも、とても重要な役割を果たしています。
Bさんは手ごわい!
実はさきほど、Aさんと対戦していた裏で、「分析好きなBさん」ともこっそり対戦していました。 Bさんは、あなたの手の出し方のくせを分析し、一番有利になりそうな手を選んで出しています。
Bさんとの対戦結果を見る(ここをクリック)
どうでしたか? 人によって結果は違いますが、「くせ」がはっきりしている人ほど、Bさんに勝ちにくくなったはずです。
まとめ
じゃんけんはとてもシンプルなゲームですが、よく見ると行動パターンの分析や予測の考え方が詰まっています。 完全にランダムに手を出す相手には勝ちにくいですが、くせがある相手には読み勝つことができます。
この仕組みには、「強化学習」という人工知能(AI)の考え方が使われています。 強化学習は、自分の経験をもとにどう行動するのが良いかを学ぶ仕組みで、ゲーム、ロボット、交通制御など、いろいろな分野に応用されています。 興味があれば、こちらの解説も読んでみてください。
おまけ:Bさんにリベンジ!
こちらのページで、もう一度Bさんと対戦できます。 今度は100戦して勝ち越せるか、試してみましょう!